良い姿勢って知ってますか?
良い姿勢になるための座り方とコツをお伝えします。
バスタオルに座るだけなのですぐにできます。
今回は「骨盤を立てて座る」これを覚えてください。
良い姿勢になるためには色々アプローチの仕方があるのですが、
今回は骨盤が後ろに倒れてしまっている方がするセルフケアを覚えましょう。
※後半に詳しい解説を載せています
こんな座り方をしていませんか?
①椅子に浅く座って背もたれにもたれている
②座椅子に座っている
③ソファやベッドを背もたれにして床に座っている
④座ること自体しんどいから寝ころびたい
①~③の座り方をしている人はほぼ骨盤が後ろに倒れていると思っていいでしょう。
このような姿勢を取っていることが悪いわけではありません。
この座り方が正しい!一番楽なんだと脳が勘違いをしているだけです。
正しい知識を覚えたうえで正しい座り方を実践することで習慣化することができます。
頑張って治しましょう!
【実際にやってみましょう】
まずはお家にあるバスタオルを1枚用意してください。
1.長いほうを3つ折りに畳んでからぐるぐると丸めます。
2.丸めたバスタオルをお尻の後ろ半分で踏むように座ります。
※正しく座るコツ
・骨盤を立てて座るように意識する
・お尻の骨の座骨結節を椅子に突き刺すようなイメージを持つと更に座りやすい
バスタオルを使い「骨盤を立てて座る」感覚を身に着けることが出来ます。
それでは解説です。(少し難しい内容なので、詳しく知りたい方は読んでください)
①椅子に浅く座ることがなぜ悪いのか
それは支持基底面が狭くなるからです。
人間の頭は体重の8分の1から13分の1(約10%)の重さがあります。
(僕の体重は67キロなので約7キロ)それを支えるためには底面が広いほうが安定するのです。
この状態だとカラダを支えている脊柱起立筋や腹筋、腹斜筋、腸腰筋は
5分もせずに疲れてしまいます。
疲れたカラダが次に起こす現象は
支持基底面を増やすために
お尻の後ろの部分を底面に付けようと
骨盤を後ろに倒して猫背になります。
②座椅子に座っている
座椅子に座ることで股関節が90度以上屈曲すると
腸腰筋が固くなります。
固くなった腸腰筋は大腿動脈を圧迫してしまい
足が冷えたりしびれたりします。
それを避けようと
骨盤を後ろに倒してしまいます。
③ソファやベットを背もたれにして床に座っている
座椅子に座るよりも悪くなります。
座椅子や座布団に座ると
お尻の位置があがり
股関節の屈曲が和らぎますが、
床に直接座るのでどんどん腸腰筋が固くなり
動脈もふさがってしまいます。
この座り方をしていて
きれいな姿勢をしている人、、、、いたら見てみたいですね( ´∀` )
④座ること自体しんどいから寝ころびたい
あきらめないで!(´・ω・`)
正しく座れていないからこそしんどくなってしまいます。
普段から正しい座り方を身に着けることで、
仕事中も疲れにくくなります。
結果仕事効率も上がり疲れていないので
趣味などをする余裕もできます。
まとめ
1,骨盤を立てて座ると良い姿勢になる
2,悪い座り方をしていたら家族同士で指摘しあうと良い
3,良い姿勢だと腰痛にもならないし、冷えも改善するし、疲れないし最高