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ツライ肩こりを9秒で治す!!肩井(けんせい)僧帽筋のツボ

デスクワークをして疲れた時・子供の抱っこで疲れた時など、

肩がしんどい時はすぐに効果が出るのでやってみましょう!

 

肩こりが辛い!

肩の上の部分がパンパンに張ってきて

怠く、重たく、しんどい。

 

そのツライ肩こりに効果があるツボが肩井です。

 

名前:肩井(けんせい)

場所:第7頸椎の棘突起と肩峰を繋いだ中点

  (猫背の人は指一本分内側)

筋肉:僧帽筋

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肩井。指一本で指圧して最も響きのある場所。

f:id:makebody:20181126002329j:plain(第七頸椎)f:id:makebody:20181126002334j:plain(肩峰)

(この2点の真ん中ぐらい)

 

 

 

ボの探し方・押し方】

だいたいの場所は上記の写真を参考にして探ってみてください。

ツボというのは人によっても違いますし、

日によって多少場所も変化します。

 

写真の場所を中心に500円玉ぐらいの範囲で最も響きがある場所を探ってみてください。

 

押してみて、重たく、ずーんとした痛気持ちいい感覚のする場所が

あなたの「肩井」です。 

 

第一ステップ
場所が分かったらそのまま指圧を行います。

ポイント!垂直に押し付けることをイメージしてください。

自分の腰の方向に向かって指を押し当てます。

 

第二ステップ

指を押し当てたまま、反対の方向を向きます。

右肩を押している場合は左側を向く。

左肩の場合は右側を向くようにしてください。

3秒×3回行います。

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右肩を押しながら左側を向く。

 

たった9秒で肩がとても楽になります。

肩が楽になるだけではなく、

首の動きが良くなる効果もあります。

 

とっても簡単に出来るので少しでも肩にしんどさがある人は

試してみてください。

 

 

ぜ肩がこるの??】

筋肉は硬くなると血行が悪くなります。

血行が悪いとその部分が怠くなり、痛みが出ます。
痛くなると更に筋肉が硬くなるので悪循環が出来上がります。

 

また肩は腕の重さ(体重の約6%)を支えているため、

仮に体重が50キロの人の場合、

座っているだけで約3キロの負担がかかることになります。


デスクワークの人は勤務中(8時間)
3キロのダンベルを持った状態なのですから、
肩が痛くなって当然と言えます。

 

 筋肉は緩めると血流が良くなって痛みが楽になります。

痛みが取れるのは当たり前!

筋肉が硬くなっている方はマッサージを受ければ痛みは取れます。

 

しかし、、、。

マシになっても数日でまた肩コリになる人もいれば、

何十年と肩の痛みと付き合っている方もいます。

 

そういう人は

なぜ肩の筋肉が硬くなるのだろう?

と考えてみてください。

痛みの原因となる筋肉の硬さをとっても、

硬さの原因となる行動をしていては治りません。

 

 

 

くある肩の筋肉が硬くなる原因】

①猫背

上肢は肩甲骨から始まります。

肩が前に入っている「内巻き肩」の状態だと、

腕の重さや、荷物を持った時にかかる重さは

僧帽筋に直接かかってきます。

 

胸を張り、肩甲骨を背骨に寄せて

肩が前に行かないようにしましょう。

(内巻き肩になる原因は以下の3つの筋肉が硬くなるから)

・大胸筋

・小胸筋

・広背筋

 

 

②ヘッドダウン

スマホ首と言われる状態です。

カラダをまっすぐしていても頭が前に落ちていてはいけません。

僧帽筋は首にもついているので、ヘッドダウンの状態では

みるみる硬くなってしまいます。

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左は良い姿勢。右がヘッドダウン。

 

横から見た時に耳→肩峰→大腿骨大転子(股関節の骨)が一直線になるように

意識づけましょう。

 

 

 

 

 

 

「これが自分の原因じゃないかな、、、?」

と当てはまるものがあれば日常生活を気を付けましょう。

 

 

 

完治=完全に治った状態なので、

実際に肩の痛みで来られる患者様には

日常生活の指導まで必ず行うようにしています。

 

 

「肩こりは昔からあるから、治らないや」とあきらめず

一度プロの治療を受けてみてください。

 

 

まとめ

1、肩の痛みはまず肩井を押してみる

2、筋肉が硬くなる原因を探って、日常生活を改善する

3、痛みがなくなれば作業効率も上がり、ストレスも減って毎日ハッピー!