ツライ肩こりを9秒で治す!!肩井(けんせい)僧帽筋のツボ
デスクワークをして疲れた時・子供の抱っこで疲れた時など、
肩がしんどい時はすぐに効果が出るのでやってみましょう!
肩こりが辛い!
肩の上の部分がパンパンに張ってきて
怠く、重たく、しんどい。
そのツライ肩こりに効果があるツボが肩井です。
名前:肩井(けんせい)
場所:第7頸椎の棘突起と肩峰を繋いだ中点
(猫背の人は指一本分内側)
筋肉:僧帽筋
(第七頸椎)(肩峰)
(この2点の真ん中ぐらい)
【ツボの探し方・押し方】
だいたいの場所は上記の写真を参考にして探ってみてください。
ツボというのは人によっても違いますし、
日によって多少場所も変化します。
写真の場所を中心に500円玉ぐらいの範囲で最も響きがある場所を探ってみてください。
押してみて、重たく、ずーんとした痛気持ちいい感覚のする場所が
あなたの「肩井」です。
第一ステップ
場所が分かったらそのまま指圧を行います。
ポイント!垂直に押し付けることをイメージしてください。
自分の腰の方向に向かって指を押し当てます。
第二ステップ
指を押し当てたまま、反対の方向を向きます。
右肩を押している場合は左側を向く。
左肩の場合は右側を向くようにしてください。
3秒×3回行います。
たった9秒で肩がとても楽になります。
肩が楽になるだけではなく、
首の動きが良くなる効果もあります。
とっても簡単に出来るので少しでも肩にしんどさがある人は
試してみてください。
【なぜ肩がこるの??】
筋肉は硬くなると血行が悪くなります。
血行が悪いとその部分が怠くなり、痛みが出ます。
痛くなると更に筋肉が硬くなるので悪循環が出来上がります。
また肩は腕の重さ(体重の約6%)を支えているため、
仮に体重が50キロの人の場合、
座っているだけで約3キロの負担がかかることになります。
デスクワークの人は勤務中(8時間)
3キロのダンベルを持った状態なのですから、
肩が痛くなって当然と言えます。
筋肉は緩めると血流が良くなって痛みが楽になります。
痛みが取れるのは当たり前!
筋肉が硬くなっている方はマッサージを受ければ痛みは取れます。
しかし、、、。
マシになっても数日でまた肩コリになる人もいれば、
何十年と肩の痛みと付き合っている方もいます。
そういう人は
なぜ肩の筋肉が硬くなるのだろう?
と考えてみてください。
痛みの原因となる筋肉の硬さをとっても、
硬さの原因となる行動をしていては治りません。
【よくある肩の筋肉が硬くなる原因】
①猫背
上肢は肩甲骨から始まります。
肩が前に入っている「内巻き肩」の状態だと、
腕の重さや、荷物を持った時にかかる重さは
僧帽筋に直接かかってきます。
胸を張り、肩甲骨を背骨に寄せて
肩が前に行かないようにしましょう。
(内巻き肩になる原因は以下の3つの筋肉が硬くなるから)
・大胸筋
・小胸筋
・広背筋
②ヘッドダウン
スマホ首と言われる状態です。
カラダをまっすぐしていても頭が前に落ちていてはいけません。
僧帽筋は首にもついているので、ヘッドダウンの状態では
みるみる硬くなってしまいます。
横から見た時に耳→肩峰→大腿骨大転子(股関節の骨)が一直線になるように
意識づけましょう。
「これが自分の原因じゃないかな、、、?」
と当てはまるものがあれば日常生活を気を付けましょう。
完治=完全に治った状態なので、
実際に肩の痛みで来られる患者様には
日常生活の指導まで必ず行うようにしています。
「肩こりは昔からあるから、治らないや」とあきらめず
一度プロの治療を受けてみてください。
まとめ
1、肩の痛みはまず肩井を押してみる
2、筋肉が硬くなる原因を探って、日常生活を改善する
3、痛みがなくなれば作業効率も上がり、ストレスも減って毎日ハッピー!