【産後の腰痛を治す運動:レベル①骨盤底筋群の鍛え方】
骨盤というと骨格をイメージする方は多いですが、
骨盤を支えている骨盤底筋群を鍛えている人は少ないです。
「出産後に腹筋をしているから!」という方も
なかなか痩せない、お尻が小さくならない、
尿漏れや頻尿などで悩んでいる方が多いようです。
骨盤底筋群とはどういう役目をしているのか。
骨盤底筋群の鍛え方について説明します。
しっかりと鍛えて産後特有の悩みを解決しましょう!
【便秘の方は骨盤が緩みやすい!?】
骨盤底筋群は、名前の通り骨盤の底を支えている筋肉の事です。
役割は2つあり、
一つ目は、内臓(膀胱や子宮、直腸)を支えています。
二つ目は排泄のコントロールをしています。
便意や尿意があると骨盤手筋群が緩むことで排泄されます。
しかし、過剰に負荷がかかり絞める力が低下すると、
尿漏れや頻尿のトラブルが生じます。
①出産により臓器を支えている骨盤底筋群や靭帯が
伸びたり、断裂する。
②加齢による筋肉の衰え
これらの理由から骨盤底筋群は緩みます。
【筋肉は使わないと固くなる、固くなると使えなくなる】
肩こりと同じで硬くなりすぎると血流も悪くなるし、
正常に使うことが出来ないため、緩めることも必要です。
筋肉は意識して使わないと固まるので、ケアをして使うようにしましょう!
腕や足についている筋肉と同じで、骨盤底筋群も使わなければ衰えていきます。
30代の方で「まだケアしなくて大丈夫でしょ!」と思う人もいるでしょうが、
早ければ早いほど筋肉は衰えませんので、早めのケアが大事です。
普段から意識して鍛えることで筋力をあげることも可能です。
【滑り台のポーズ】
・背中を床に付けて寝る
・両足は肩幅に開く
・膝を立て、足の裏を床に付ける
・両手をお腹の上に乗せる
・背中を軽く浮かせてお尻の筋肉をしめる
・5秒経ったら緩める
・5回繰り返す
何も意識しなければ
腰や太もも、腹筋のみに
力が入ってしまいます。
しっかりとお尻をしめるように意識して行うと効果的ですよ!
まとめ
・骨盤底筋群は鍛えないと勝手に戻らない
・継続して使うとことで効果が出る
・骨盤閉まる、尿もれ治る、痩せやすくなる、お尻が小さくなる、内臓の位置が正しくなる、、、良いことしかない !