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※危険な座り方・子宮への血液量が低下??産後ママは要注意

 よく見られる3種類の悪い座り方と、

楽に生活できる座り方のポイントをお伝えします。

 

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出産を無事に終えて、子育てが始まると床に座りながらの生活する時間が増えるのではないでしょうか?

 

・授乳をする時

・洗濯物を畳む時

・おむつ替え・着替え

 

たくさんの時間を過ごす床での生活

快適に過ごすにはどうすれば良いか考えてみましょう


【授乳にかかる時間】

新生児は2~3時間おきに授乳をするため

1日で約7~10回授乳をする必要があります。

 

だいたい一回にかかる時間が10~20分が理想と言われています。

 

7~10回×10~20分=70分~200分

平均して毎日2.25時間(135分)を授乳にかかることになります。

 

 

毎日のことなので座り方が悪いとどんどん腰が痛くなる理由がわかりますね。
(ここに洗濯物を畳んだり、

おむつ替えや着替えなどの家事をする時間が増えるわけで

、、、、世のママは忙しいですほんと。)

 

 

 

腰痛の原因は筋肉が硬くなったり、骨盤がゆがんでいることなのですが
座り方を気を付けるだけでとても楽になります。

 

【悪い座り方3種類】

・横座り(お姉さん座り)

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正座した状態から左、または右側にお尻を下した状態

女性の方でもともとこの座り方をしている方は多いですね。

 

この座り方はとても危険です。

 

まず股関節がねじれまくります。

 

左右差もできるので骨盤がずれます。

 

 

癖がついてしまうとつい慣れた座り方になりますが、気を付けましょう。

 

 

・八の字座り(かえる座り)※危険

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正座の状態から足の間にお尻を下ろして、足が両方とも外を向いた状態

 

この座り方もとっても危険!

先ほどの横座りよりも良くありません。

 

股関節が両方とも外にねじれてしまいますし、

膝もねじれています。

 

骨盤は両方とも外に広がっていくため

お尻が大きくなり、尿漏れが起こりやすい状態と言えます。

 

骨盤が広がったままでは、内臓が下がってしまい

腸や子宮が冷えてしまいやすくなります。

便秘になりやすく、2人目の妊娠からも遠ざかってしまいます。

 

いますぐやめましょう。

 

・猫背(腰が丸くなっている)

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床に座り、ソファや壁を背もたれにしている方によく見られます。

 

骨盤が後ろに倒れてしまい、股関節がカチカチになるため、

腰痛にかなりなりやすくなります。

 

 

 

上記の3つの状態で過ごすとどんどん腰が痛くなりますが、

自分がどんな座り方をしているかなんて気にしている人の方が少ないです。

 

しかし普段から座り方を気を付けている人は、

同じ育児量をこなしていても

健康で快適な毎日を過ごしています。

 

 

良い座り方や、ポイントを覚えて腰痛から解放されましょう。

 

 

 

 

 

 

「そんなこと言われても、毎日忙しくて座り方なんて意識できないんだけど、、、。」

と思われる方も安心して下さい。

 

【クッションをお尻の下にいれよう!】

骨盤が後ろに倒れて猫背になる状態を防ぐ為に

お尻の下にクッションを入れることがもっとも簡単で効果的な解決方法です。

 

痛くなる原因は以下の通り

・骨盤が後ろに倒れる

・股関節がねじれる

・筋肉に負担がかかる

・血流が悪くなる

 

悪い座り方をしていても、お尻の下にクッションなどを入れることで、

膝よりもお尻の位置が高くなるようにします。

そうするだけで上記の原因はかなり軽減するんですよ!

 

少し硬めのクッションを使うとより効果が高くなりますので、ぜひ試してください。

 

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産後、症状として表れやすいだけで、これまでの座り方や生活の仕方の積み重ねが腰痛として現れます。

まだ出産してないから関係ないか。そんなことありません。

むしろ妊娠・出産する前に座り方の癖を身に着けておくことで、

忙しい子育てに集中できるというものです。

 

時間に余裕のあるうちに、腰痛になりにくい状態をつくるよう意識しましょう。

 

まとめ

1.お尻の下にクッション。良く座る場所にいつでも置いておくといいですね!

2.股関節が捻じれる座り方は危険。いますぐやめよう。

3.正しい座り方を身に着けるには3か月ほどかかる