内巻き肩を治して良い姿勢に
そもそも良い姿勢とは何か( ^ω^)・・・?
人にはゴールデンラインと言われるものがあります。
横から見て
耳・肩峰(肩のでっぱり)・大転子(股関節のでっぱり)・膝・外くるぶしの前
を通る一直線のラインのことです。
この中で特に大事になってくるのが
肩の内巻きです。
今回は内巻き肩を治す為に肩甲骨のストレッチをお伝えします。
昔から「女性編み物、男性ゴルフ」と言われるぐらい
編み物をする姿勢というのは良くありません。
現代ではパソコンやスマホを触っている時の姿勢と同じです。
パソコンやスマホも正しい姿勢で行うと疲れにくくなります。
【これらが当てはまる人は内巻き肩の可能性が高い】
①パソコンやスマホを普段から長時間使っている
②背中や肩甲骨の周りがしんどい、または痛い
③息苦しさがあり寝苦しい
④肩コリが標準装備されている
内巻き肩になると慢性的な肩こりが治りません。
見た目も背中が丸くなる猫背タイプになります。
肩をすくめてしまうので力が抜けなくなりリラックスもできなくなる。
【ストレッチをやってみましょう】
①まずは骨盤を立てて座ります。
②肩に手を当てて、
胸を広げるように肘を後ろ回ししていきます。
③ぐるぐると5回ずつゆっくり回しましょう
※肩甲骨同士が背中でくっつけるイメージで行うと上手にできます。
5回行うだけで横から見た時の肩の位置がかなり改善されます。
ぜひ試してみて下さい!(^^)!
それでは詳しい解説もしていきます(詳しく知りたい人は読んでみてください)
内巻き肩になる原因は大きく3つあります。
①大胸筋・小胸筋の緊張
胸板の筋肉である大胸筋が固くなることにより、
停止部である上腕骨が前方に移動してしまうことで
内巻き肩になります。
男性の肩に限らず、
女性もバストアップの為に鍛えている方が多いですが、
ストレッチやマッサージをして
柔らかくしていない人が多いところです。
②肩甲骨の可動域低下
肩甲骨は肋骨に沿って動くことが出来る骨です。
しかし周りの筋肉がガチガチになってしまうと
動きが悪くなります。
上腕骨が前方に移動することで棘下筋が固くなり、
肩甲骨が動かせなくなります。
肩甲骨上がしんどい人はこれが当てはまりますね。
③肋骨が広がらない
内巻き肩になると肋骨が広がりにくくなるため、
呼吸が浅くなります。
浅い呼吸だと体内が酸欠状態になり、
疲れやすくなります。
④腕全体が内に巻いてしまう
腕は肩甲骨から始まり指まであります。
すべて筋肉でつながっているため、
掌の筋肉が固くなると肩の筋肉も固くなります。
手のひら(母指球)~肘(円回内筋)~胸(小胸筋)~肩(僧帽筋)の順につながるので、
母指球のマッサージをすると肩が楽になります。
まとめ
1,内巻き肩を治すとよい姿勢が身に付く
2,内臓への圧迫が減るので、痩せやすくなる
3,見た目がよくなるし呼吸がしやすくなるから歌がうまくなる