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足の冷えは危険!?放置すると起こる③つの事!!対処の方法も解説

特に今年の冬は一気に寒くなりましたね。

1月になり、大阪の最高気温も10度を下回る日が増えてきました。

暖房をつけて部屋の中で過ごしていても、

足元は冷たい空気が溜まるので、

寝ている間に体が冷えることがないように過ごしたいですね。

 

 

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さて、この季節、女性の方の中には

『足元の冷え』に悩まされている方が

多いのではないでしょうか?

 

靴下を重ね履きしてるのに!足が寒い!痛い!ツライ!

という方は多いですよね。

 

 

足元の冷えはなぜ起こるのか?

冷えたままにしておくと、

どんな悪いことがカラダに起こるのか?

 

気になりませんか?

気にしたことがない方は要注意!

放っておくと大変なことになりかねません!

 

 

①足元の冷えが起きている原因や

②放置するとどうなるのか、

③解決策について、ご説明します。

 

 

元が冷える原因】

①足首の冷え

足の中でも特に足首が冷えると良くありません。

足首には脂肪や筋肉が少ないため、

動脈が肌の近くを通っているからです。

 

冬の寒い時期でも、

足首を出すようなファッションをしていませんか?

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オシャレのためには我慢が必要な時がある

とは思います。

その結果、体が冷えて顔色が悪くなるようでは

美しく見られませんし、本末転倒ですよね。(´・ω・`)

 

靴下を履いたり、厚めのタイツを着用して

冷えないようにしながらオシャレを楽しみましょう。

 

 

 

 

②運動不足

寒いから出来るだけ外には出たくないの!!

タツ最高!動きたくなーい!(*‘ω‘ *)

 

『朝布団から出るのも辛いし、

こんなに寒いのに、

外に出て運動するなんて、、、。無理。』

ってなりますよね。( ´∀` )(笑)✨

 

ストイックに鍛える必要はありませんが、

まずは運動量が減っていることを自覚することが大事です!

 

筋肉=熱を作る

脂肪=熱をためる

と覚えて下さい。

 

どれだけ太っていても、筋肉がないと冷え性になります。

逆に痩せていても、マラソンランナーのように

引き締まった筋肉を持っていると、

冷え性にはなりません。

 

 

関節を動かすことで筋肉はポンプの働きをするため

どんどん血液を循環させることが出来ます。

 

しかし体を動かすことが減ると、

血液循環が悪くなります。

 

末端まで酸素を運ぶことが出来なくなるため、

足先では常に酸素不足の状態に陥ります。

 

・足が痛い

・冷たい

・むくむ

 

この様な症状が出てきます。

 

そこで、特に大事になるのが、足首を動かすこと!

ふくらはぎの筋肉がポンプの働きに

最も適しています。

 

 

③股関節が硬い

運動もしてるのに、冷え性が治らないよ!

季節に関係なく、年中冷え性だよ!(# ゚Д゚)クワッ!

という方に多い状態です。

 

そもそも血液というのはカラダ全身をめぐっていて、

心臓から動脈を通り、足に運ばれてきます。

 

足に届くまでの股関節が詰まっていると

いくらふくらはぎを動かしても、

揉んでも、ストレッチしても、

冷え性は解決しません。

 

【※少し詳しく解説】飛ばしてもいいよ!

特に大事なところが『大腿動脈』です。

 

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 総腸骨動脈を通り、内臓の近くを流れてきた血液が

股関節のところで左右の足に分かれます。

 

股関節の前の部分を大腿動脈となり足に流れていくのですが、

大腿動脈と並行して腸腰筋がこの部分を通ります。

 

筋肉は固くなると太くなってしまうので、

腸腰筋が硬い状態だと大腿動脈を圧迫してしまい、

足の冷えが慢性的に起こる状態となります。

 

腸腰筋が硬くなる原因は、

①座り方が悪い

股関節が90度の状態がもっとも腸腰筋が弛緩する角度です。

猫背の方は骨盤が後ろに倒れてしまい、

腸腰筋が常に伸ばされた状態になってしまいます。

 

②足をあげて歩いていない

足を高く上げるために必要な筋肉なのですが、

普段から足をあげる動作をすることがないと

腸腰筋を使うことがないため、固くなります。

 

③小股歩き

股関節を前に動かさないので、腸腰筋を使わず

太ももの筋肉のみで歩いています。

 

小股歩きだけでは、たくさん歩いても太ももは鍛えられるけど、

股関節を動かすことが出来ません。

ランニングやウォーキングを頑張っても、

太ももから下だけが太い「ガンダム」みたいな体系になりがちです。

 

100mでもいいので、

大股でウォーキングすること』がおすすめです。

 

 

腸腰筋が硬くならないようにしようねー!というお話)

 

 

 

置するとどうなるの?】

足が冷えた状態で放置して、慢性化すると

以下の4つの状態になりやすいです。

 

①腰痛

足の冷えがあると腰痛になりやすくなります。

 

太ももの後ろの筋肉が硬くなることで、

座っているときの骨盤が引っ張られて

骨盤が後傾してしまいます。

 

常に猫背の状態になってしまうため、

腰にかかる負担が増えるのです。

 

局所的な痛みよりも、

腰全体が怠い・重い様な痛みが現れやすいです。

 

治療ポイント

膝の裏にある「委中」「三陰交」「太渓」にお灸をすえる。

指圧でも効果あり。

円皮鍼を貼るだけでも改善が見られます。

(圧痛のある方は、ツボをさするだけでも効果がありますよ。)

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①委中 ②三陰交 ③太渓 の場所

 

下肢静脈瘤

足の静脈には深い部分を流れているもの(深部静脈)と、

浅い部分を流れているもの(伏在静脈)があります。

 

静脈瘤になるのは伏在静脈の方。

「弁」とふくらはぎの筋肉により、

心臓に静脈血を送り返す働きをしているのですが、

この「弁」がきちんと閉じなくなり、

血液が逆流する病気の事です。

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4種類あるのですが、血管がコブのように膨らんでいるものは

手術が必要を考えた方がいいものです。

 

網目タイプやクモの巣タイプのものは、

危険性が低いですが、美容上の問題となりやすいです。

 

対応の仕方

弾性ストッキングを着用する。

お医者さんに相談する。

血流を流すマッサージは危険です。

コブ状のものが確認出来たら、まずお医者さん相談しましょう。

 

③めまい

足の冷えがあることにより、

座っている状態から立ち上がった時に、

「立ち眩み」が起こります。

 

足元の静脈血を上手に押し返すことが出来ないからです。

 

冷え性の方は足首が硬くなってしまうので、踏ん張りがきかず

立ち上がった時にバランスを崩してしまいやすいです。

 

対応の仕方

女性の方に多いのが、

足首が内側に入っている状態になることです。

足首を回すストレッチを行いましょう。

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足首とつま先をもって大きく回します

 

風呂でバタ足しよう!】

冷え性に最も効果的な運動方法がこれ!

浴槽に浸かりながら、足首をバタバタと動かすのです!

 

左右20回を目安にバタ足をして下さい。

出来るだけ素早く、シュッと動かすと効果が上がります。

※ゆっくりすると効果がありません

 ストレッチではなく運動なので

 力を込めて行いましょう。

 

・お風呂に浸かることで体全体を温めることが出来る

・水の抵抗があるので、運動効果アップ!

 

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※湯船に浸からない人はまず浸かることですよ!

 

 

え性に効く!オススメグッズ】

足の冷えない不思議なくつ下|製品案内|きりばい|桐灰化学株式会社

 

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【まとめ】

冷え性になるとぎっくり腰など、様々な悪いことが起こりやすい。

 ・足首を暖かくして、冷えないようにしよう

・筋肉を鍛えて、自ら熱を作れる体になろう!