血流が良くなると頭痛が起こる!?対処法を伝えます!
台風が連日続いており、カラダがしんどくなる方が多いみたい。
頭痛で悩まれている方も多いのですが、一言に頭痛といっても一人一人症状が違えば対処方法も違うものです。
今回は「片頭痛」について正しく簡単な対処方法をお伝えします。
【頭痛のタイプは4種類】
1、片頭痛
2、緊張性頭痛
3、群発性頭痛
4、病的な頭痛
女性の方に特に多いのが1、片頭痛。
頭の横の部分(耳の上)が痛くなりズキンズキンと脈を打つのと同時に痛くなるのが特徴。一度痛くなると数十分続いたり、何度も慢性的に繰り返し起こる。症状がひどくなると吐き気を伴い、実際にもどしてしまうこともある。片側になる場合が多いが、両方とも痛くなることもある。
また血流が「よくなる」と痛くなるためお風呂に入った後や、信号を急いで渡った時などに痛みが激しくなる。
【血流が良くなると痛いのに…どうすればいいの?】
痛くなっている頭の横を指で押さえてしまいます。血流を止めるようにすることがコツ。※指を動かしてマッサージをしてしまうと症状が悪化してしまうので注意!
頭の横を通る血管が炎症を伴いながら広がるときに痛みが出るため、数分押さえておくことで血流をわざと少なくして痛みが軽減します。
【詳しく解説!】
なぜ頭の横が痛くなるのかというと、ちょうどその場所に浅側頭動脈という血管が通っているからです。
普段からこの血管が筋肉により圧迫され続けると炎症を起こします。その状態でお風呂に入ったりストレスとなっていた仕事から解放された時に、炎症したまま血管が拡張するので強い痛みが出現します。だから心臓の鼓動と連動して痛みがズキン!ズキン!と出てくるのです。
「普段血流が悪い→一気に血流が良くなる」この状態を作らないことが大切。
【痛くならないようにする方法はあるの?】
あります!
浅側頭動脈の上を走っている側頭筋の緊張を取る必要があります。
痛みが出ていないときに側頭筋のマッサージを行い柔らかく保つことが必要です。姿勢が悪いと常に顎を噛みしめてしまい、第2頸椎の動きが悪くなり下顎骨が動かしにくくなります。動かしにくい顎関節を動かすために側頭筋が強く働くので筋肉は硬くなりやすい。
頭が前に落ちている状態(ヘッドダウン)にならないように座る必要がある。
肩の筋肉である僧帽筋や板状筋が硬くなると筋連結により頭が締め付けられてしまうことが多いので、肩こりにならないようにすることが頭痛にならないようにする対処にもなる。
【他の頭痛も簡単に紹介】
筋緊張性頭痛は先ほど書いた僧帽筋や板状筋が緊張を起こし、起始部を引っ張るために頭の筋肉や筋膜が突っ張ってしまい頭全体に締め付けるような痛みが出る。
また後頭下筋の中を突っ切るように神経が通るため後頭下筋が緊張すると後頭神経を圧迫してしまい後頭部痛が出る。(筋肉が固くなると縮んで太くなる。隣を走っている神経や血管は圧迫されてしまう)後頭神経の圧迫がなくなると目が開きやすくなります。
怒り肩=僧帽筋、ヘッドダウン=板状筋、が固くなるのでそれぞれ注意が必要である。
目の疲れから後頭部痛が出る人も多いので、目の疲れを取る「ホットアイマスク」がおすすめ!
前頭部の痛みや重さが現れているときは眼動脈の流れを良くすること。
などなど、頭痛についてはさまざまな原因が合わさって出現する。
【まとめ】
1,片頭痛が出た時は側頭部をぎゅーっと押す
2,痛みが出ないように心がけることが大事
3,ストレスなく生活すること。難しいけど。