起きた時に手が痺れている!「バンザイしながら寝る」が原因!?
そろそろ厚めの布団を出して寝ると
気持ちがいい季節になってきました。
寝ている間に体が冷えないように
気を付ける必要がありますね。
【起きた時に手がしびれている!?】
タイトルにある通りバンザイしながら寝ると手が冷えてしまいます。
寝ているときは確かに布団の中に手をいれていたはずなのに、
知らず知らずのうちに手を布団から出して寝ている方がいます。
自分では気づきにくいので家族の方に聞いてみて
わかる方も多いのではないでしょうか?
冷えが続くと手が痺れたり、冷たくなりすぎて目が覚める方もいます。
手が冷えるのは布団から手が出ているからかな?
【バンザイをしてしまう原因】
手をあげてしまう原因は肩こりにあります。
肩の筋肉である僧帽筋が硬くなったまま寝ることで、
手を下げていることが辛くなります。
だから手をあげるのですが、その状態が続くと首の斜角筋が固くなります。
しばらくバンザイした後はまた手を下げる、、、。
バンザイ→手を下げる→バンザイ→手を下げる・・・
寝ている間に何度も繰り返してしまい、睡眠の質が猛烈に低下します。
【バンザイをしないようにするには!】
では、バンザイをしないようにするにはどうすればいいのでしょうか。
①お風呂にしっかりと浸かり体を温める。
②肩甲骨を回すストレッチを行う。
③親指の付け根をマッサージする。
①温めることで筋肉が柔らかくなる。
血管が拡張するので血流が良くなります。
冬用のパジャマを使うなど体を冷やさない工夫が大事です。
②僧帽筋は肩甲骨の動きが悪いと硬くなります。
肩甲骨回しのストレッチは以前紹介しています。
それを参考にして可動域をあげてください。
③僧帽筋を緩めるためには親指の付け根!
もうイコールで考えてください。
肩が凝っている=親指の付け根
肩の僧帽筋が固くならないようにすることが大事なのです。
良い姿勢を保つこともとても重要です。
以前紹介した記事を参考に肩こりを防いでください。
【詳しく解説】
バンザイをしてしまう原因と手の血流が悪くなることは別々に考えます。
治療では首の斜角筋が硬くなっていることが原因で
手に痺れなどの症状が出てきているので、
まず斜角筋を緩める治療を行いますが。
バンザイ寝をしているうちにまた同じ症状が出てしまっているので
それだけでは完治しません。
「原因は症状が出る前の動作が原因」ですので、
「寝て起きたら手が痺れている」場合はまず寝ているときに原因があることを疑います。
【自宅で治す方法はないの?】
自分で斜角筋を緩める方法や、
慢性化してしまい斜角筋の硬さが取り切れないときは、
バスタオルを使って首のストレッチを行います。
①自宅のカーペットなどに寝転がります。
②バスタオルを丸めたものを首の後ろに置きます。
③5分間何もせずじっと横になります。
※肩に当てるように置くまでバスタオルを入れるのがコツ
【間違うと危険!首のストレッチ】
下の画像を見てもらうとわかると思いますが、
首の筋肉に力が入ってしまい逆に硬くなっています。
これでは症状が軽くなるどころか、
場合によってはひどくなることもあります。
【まとめ】
①バンザイ寝が原因で手が痺れることがあります。
②バスタオルを使い首のストレッチをしてください。
③家族がバンザイで寝ていたら、嬉しいからしていることではないので、
教えてあげてください。